展覧会名:令和7年秋季展「大阪の旦那衆(だんなし)がはぐくんだ茶の湯」
主催:公益財団法人 湯木美術館
会場:湯木美術館
最寄駅:大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅11番出口から徒歩5分、京阪電鉄本線「淀屋橋」駅8番出口から徒歩8分
開催期間:2025-08-29(金)~2025-12-07(日)
※前期:8/29(金)~10/26(日)、後期:10/29(水)~12/7(日)
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(9/15、10/13、11/3、11/24は開館)、9/16、10/14、10/28、11/4、11/25
入館料:一般700円、大学生400円、高校生300円
お問合せ電話番号:06-6203-0188
URL:http://www.yuki-museum.or.jp/exhibition/index.html
チケット:湯木美術館受付にてお支払いください(現金のみ)
詳細情報:江戸時代の大阪は「天下の台所」と呼ばれ、物流と経済の主要な地として栄えたことは広く知られます。明治維新を経て、近代化の中で大きな繁栄を遂げ、昭和初期には「大大阪」と称されました。高度経済成長期の昭和45年(1970)には万博が行われるに至ります。
このような豊かで活発な経済活動を背景に、私財を投じて文化を支援する富裕な「旦那衆」があらわれます。旦那衆は古い美術品や茶道具を収集する一方で、職方への援助や指導を行い、多くの茶会を開催するなど、文化活動の実践者としての側面も持ちます。大阪の茶の湯は、教養豊かな旦那衆たちを中心に行われました。
今回の展覧会では、大阪にゆかりのある、鴻池屋山中家伝来の「赤茶碗 銘『福寿草』 宗入作」や、平瀬家・寺田家伝来の「釘彫伊羅保茶碗 銘『秋の山』」、住友家伝来の「仙叟作茶杓 銘『明歴々』 覚々斎作茶杓 銘『露堂々』」(前期展示)など富裕な商家で受け継がれた茶道具を主に取り上げ、約40点の作品を陳列します。